格闘技のポスターなのに、そこには静けさがありました。
そこに描かれていたのは、
広島の歴史を象徴する「三本の矢」。
毛利元就の教えとして語り継がれる
「一本では折れてしまう矢も、三本束ねれば折れない。」
格闘技は、一人で戦う競技です。
リングへ上がるのは、一人。
勝つのも負けるのも、一人。
だからこそ、
孤独な競技とも言われます。
最後は一人で戦う。
でも、
それまでの時間は、一人ではありません。
指導者がいて、
仲間がいて、
家族がいて、
支えてくれる人がいる。
その積み重ねがあって、リングに立つことができます。
だから、このポスターから感じたのは、
「戦い」ではなく、
格闘技の精神性でした。
強さとは、一人で生まれるものではない。
広島という土地の歴史とともに、
強さの本質を、改めて考えさせられる一枚でした。